「山河令」の日本語字幕版の放送最高ですね!
「山河令」が日本で放送されていますね!!!!
ありがとうWOWOWちゃん!!!!!ありがとう世界!!!!!!
こんな日が来るもんなんだなぁと毎週大騒ぎしている昨今です。
6話がスペシャル版なら今後もスペシャル版なのでは?と期待に胸を膨らませてしまう。
7話で引用される「湘夫人」の解釈について以前ぷらいべったーにこういう感じかな?というものを書いてたんですが、少し気になっていた部分を7話が放送される前に追加で書きに来た次第です。
曹蔚宁が綺麗な川の女神と一緒で「良いお名前ですね~!」と感激しているのは確実なんですが、「楚辞」の「九歌」における「湘夫人」とその前の「湘君」は男女の二神なのか、いずれも女神なのかという問題がありまして。参考にしていた本が男女二神説を強く推していたのでひとまずその説を採用して書いておりました。
疑問に思ったままだったものの、Youkuでの「山河令」の更新が終わり、コンサートも終わり季節も初夏になろうという中、2021年6月15日刊行で岩波文庫で新版の『楚辞』が発売されましてね!岩波文庫の『楚辞』は86年ぶりの発行の新装版ですよ!ありがたいことです。
この『楚辞』と上海古籍出版社の『楚辞 今注』を確認したりしていたところ、「山河令」の写真集と設定資料集が届きました。
なんと、「山河令」の設定資料集の別冊の中に引用した漢詩類の意味と解説が載ってたんですよ!すごい!欲しかったやつだー!ありがとうございます!
そんな訳で、資料集別冊の内容と女神なのかどうか問題の現状の解釈をメモしました。現状、いずれも女神というのが一般的な解釈のようです。
「山河令」はOP曲こそ「天問」なんですけど、物語は「楚辞」十七篇の前半部の中でも「屈原伝」を基盤とした後半の雰囲気が色濃いなぁと思うばかりなので、そのあたりのこともそのうち書けたらいいなぁ。
「魔道祖師」と「楚辞」の中の神様などについても面白いので、みんな「楚辞」読んでくれ~!楽しいよ~!一緒に粽投げよ!
悲しいこともあるけれど、元気に楽しんでいきたい今日この頃です。